【体験記】京都の奥座敷で古民家一軒家を楽しむ休日 モビマ旅@HANA-Re

2022-10-14

京都の奥座敷、左京区の花背(はなせ)エリアをご存じですか?険しい峠を越えるとぽっかりと視界が開け現れる日本昔ばなしのような里。ここに、自然に触れながらのんびりと心と身体を癒す体験ができる1棟貸しの古民家があるらしい。京都の里で自然体験、なんてちょっと贅沢な響きに心惹かれて、ゆったりとした時間と空間を楽しめる宿「HANA-Re」へモビマ旅です。

著者:モビマスタッフMālie。元テーマパークワーカーで週末フォトグラファー。メキシコとハワイが大好きな2児の母。


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京都といえば、数えきれないほどの有名な寺社や美味しいお店があり、また季節ごとに魅力的な風景が見られることもあって、何度訪れても回り切れない場所というイメージ。
しかし今回は京都市の中でも山里にある古民家ということで、私の知らない京都に出会えるかも!とワクワクしながら京都駅のレンタカーを開店待ちして行ってきました。

険しい山道を越えると…!

HANA-Reが位置する花背エリアは林業が盛んな地域だそうで、京都市の山間部に位置しています。
そのため、京都の街中を過ぎると車ですれ違うのが困難なほど細い山道になっていき、 最後の30分は峠越え!この日はあいにくのお天気だったこともあり、登っていくほどに霧が濃くなっていきます…。

ハラハラしながら峠を越えると「里」と表現するのがぴったりな、のどかな集落が現れます。 このエリアには三角屋根の昔ながらの日本家屋がそのまま残っており、小さな田んぼには黄金色の稲が穂を垂れて何とも美しい光景です。 目的地のHANA-Reはそんな日本家屋のひとつで、特に目立つ看板もなく、この辺かな?というところで管理人の方にお迎えに来ていただきました。

本日ご案内してくださる管理人の竹山さんの本業は建築士だそう。古民家を再生させるプロジェクトに参加しているそうです。 ここHANA-Reはその名の通り、隣にある母屋の離れとして使われていたそうで、庭まで完全なるプライベートな空間。 水回り(キッチン、お風呂、洗面所、トイレ)はリフォームされており、清潔で使いやすくなっています。

広々とした和室には縁側があり、全面ガラス張りで庭や里山の風景が絵画のように美しい。 この日はまだ夏の名残で雨に濡れた緑が色濃く美しい風景を生み出していました。 季節によって様々な景色に彩られることが想像できます。冬は雪も結構降るのだそうです。雪景色の庭も素敵なんでしょうね。

アクティビティその① アロマウォーター作り

到着したころに雨脚が強まってしまったので、予定していたアクティビティの里山トレッキングを諦めて、 雨の日のお楽しみのアロマウォーター作り体験を準備していただきました。
HANA-Reの庭には、ひのきや山椒の木が自生しており、その葉を摘んでアロマを抽出するそうです。 竹山さんに誘われてさっそく摘んできました。雨に濡れたひのきと山椒の葉が何とも瑞々しい!

葉っぱの準備ができたらアロマウォーターを作ります。最初に蒸留器に水を入れ、摘んできた葉をちぎって詰めていきます。 真ん中の三角フラスコに蒸留されたアロマウォーターが溜まるようになっています。ぎゅうぎゅうに葉を詰めたら、上に氷を乗せてセット完了。

蒸留器の底に入れた水は、この地区にある有名な、樹高日本一を誇る大悲山の三本杉(推定樹齢1,200年)の足元を流れる清水を汲んできてくださったもの。 里山を見守る杉とその清水の悠久の時間までをぎゅっと閉じ込めたような、この土地でしか作れないアロマウォーターですね。

蒸留器の水が沸騰しはじめると、ひのきの良い香りが漂ってきました。 蒸留器の上蓋の底からフラスコへ1滴、また1滴と滴り落ち、たっぷりのアロマウォーターが取れました。 理科の実験のようなワクワク感と、雨の日の静寂のなかにポコポコと沸く水の音や、ガラスを通して見えるひのきの葉の変化を楽しみながら待つ時間がまた、のんびりとしてとても癒されます。 このアロマウォーターをこの後使うことになるのですが、ここで一旦ランチタイムです。

ランチタイムは…

HANA-Reのまわりにはほとんど飲食店がないので、ランチは事前にご相談し、準備していただくことにしました。
こちらは Honey Antさんのお惣菜。 なるべく地産地消で旬のものを使用し作られているというおかずは滋味深く、添えられた青菜もシャキシャキでとても美味しかったです。 この日のメニューは「鶏肉と花背在来種かぼちゃの煮物」「豚肉とゆで卵スパイス煮込み」でした。お腹いっぱいになったころ、タイミングよく雨が上がったので最初に予定していたトレッキングに出てみることにしました。

アクティビティその② 里山トレッキング

HANA-Reから徒歩数分で里山の入り口につきます。そこでまず、自生している桜や山椒の古木の木肌に触れてみるよう言われました。
雨上がりの木肌はしっとりと濡れていますが、木によってなめらかだったりゴツゴツしていたり柔らかかったり。早速五感を刺激されます。

そこから少し山を登るとぽっかりとした空間が現れます。そこで竹山さん、おもむろにシートを取り出し「好きなところに座ってください」とおっしゃいます。 山の途中に座るなんて想像もしていなかったのですが、ちょっと見渡して気になる場所に座ってみました。
そして見上げると、そびえ立つ木々の間から青空と流れる白い雲。雨上がりのしずくを湛えた針葉樹の葉がキラキラと輝いています。なんて綺麗なんだ…!

ここでたっぷり深呼吸をしたあと、道なりに登るように言われます。登っていくと視界が開けて、そこに見えたのは里の風景とHANA-Re! 庭の向こうに見えていた山に登っているんだ!
このあたりは苔もふかふかで、竹山さんから「掴んで香りをかいだり観察してみてください」とアドバイスされます。 遠景を堪能したあとの、ミクロの世界にまた違った感性を呼び覚まされます。

ここから更に少し登ると、根の張ったブナの木に着きました。ここで竹山さん、「木の根っこの間に座ってみてください」とおっしゃいます。 悠久の時を経て成長した木の根っこが天然の椅子になっているのです。
窪みに腰を下ろすと、木が身体を包んでくれて、座り心地最高!森の木に包まれて身体を休めることの不思議な感覚。 聞こえてくるのは鳥のさえずりだけ…。フィトンチッドを全身に浴びて、この上ないリラックスタイムです。何時間でも座っていたい気持ちをおさえて、また歩き出します。

今度は少し下ったところにちょっとした空間があり「そこに寝転んでください」と竹山さん。 えっ、この道のど真ん中に寝転がるんですか?!と恐る恐る寝転んでみると…ほわあぁぁ…背中にはふかふかの苔の絨毯の柔らかい感触。

目を閉じると雨のにおい、鳥のさえずり、土の香り。ただ山を登るだけでは気づかない、里山そのものの命まで五感を通して感じられる、驚きの体験でした。 雨上がりの濃厚な山の息吹を全身に取り込んで、森林チャージ完了です。癒された~!

花背の歴史に触れるお散歩へ

里山を下りたら、少しお散歩へ。歩いて数分のところに三輪神社があります。 こちらは奈良の三輪神社と同じように山が御神体で、昔は神社に立ち入る人が制限されていたそうです。 参道は明るく、すすき野原が秋の気配を感じさせます。

二の鳥居が見えてくるあたりから杉林になり鬱蒼とした雰囲気になってきます。
2018年の台風21号で拝殿の後ろにあった杉の木が折れて拝殿を押しつぶしてしまったそうで、二の鳥居をくぐると狛犬しか残っていませんでした。 廃墟のようになってしまった三輪神社ですが、御神体は山なので、これはこれで味があるという話もあるとかないとか。いつか再建されたらまた訪れてみたいものです。

アロマテラピーでリラックスタイム

お散歩から戻りひとやすみ。ここで、午前中に作ったアロマウォーターを焚いて持ってきてくれました。 トレッキングで軽い運動したあとなので、いい香りに包まれて思わず眠くなってしまいます。。。

のんびりと午後のひとときを満喫。オニヤンマや赤とんぼが庭を行き来するのを眺めながら、縁側に座ってぼーっとする時間も格別です。

今回色々なアクティビティを準備してくださった竹山さん。ご実家は滋賀県の果樹園(タケキン果樹園)だそうで、おやつにベリーAというぶどうを持ってきてくださいました。 このぶどうを盛り付けたお皿は、花背に在住している漆器作家さんのものだそう。縁側に座って庭を眺めながらぶどうを食べてのんびり。

この風景とのんびりした時間を持ち帰りたくて、水晶玉にぎゅっと閉じ込めてみました。名残惜しいながらもそろそろ出発の時間です。

周辺のおすすめスポット

HANA-Reの建物のこと、里山のこと、神社のこと、花背に移住してきた人々のこと、 色々なお話をしてくださいながらアクティビティをコーディネートしてくださった竹山さんとお別れをし、最後にHANA-Reから車ですぐの観光スポットに立ち寄りました。 まずは鞍馬の町にある鞍馬寺へ。本殿近くまで行けるケーブルカーがあるのですが、タイミング悪くちょうど行ってしまったばかりだったので徒歩で登ってみることに。

徒歩で登ると30分くらいかかるとのことで、最初からなかなかの勾配です。 しかし、自分の足で登らなければ各所の見どころには行けないようで、結果的には徒歩にして良かったです。 京都の天然記念物大杉社(願掛け杉)や由岐神社などを経由して本殿へ。 かなりの登山になるので最後の階段あたりで息も絶え絶え、でしたが…。 本殿の真正面からは比叡山など京都の山々が一望できてなかなか壮観でした!帰りにケーブルカーに乗ったのは言う間でもありません。笑

せっかくなのでもう一か所、鞍馬寺から車で10分ほどの距離にある貴船神社へも行ってみました。 鞍馬寺から山を越えて徒歩でも行けるようですが、ここは車のチカラをお借りしたいと思います…。 貴船神社の周囲は道幅が狭いですが、駐車場は何か所かありました。 車を停めて少し散策してみます。この日は9月の終わりごろでしたが、まだ川床の営業はしていました。 涼しげな水の音を聞きながら食事をするなんて、風流ですね。いつか体験してみたいです。

貴船神社は水の神様。絶え間なく聞こえる貴船川の水流の音もそうですが、神社には神水が沸いており、おみくじは水占いです。 境内の隅々まで瑞々しい気が溢れているように感じました。こちらは川床料理を出す店も含め、とても京都らしい景観なので、HANA-Re宿泊の際は是非訪れたいスポットのひとつですね。

里山での癒し体験と京都らしい観光も楽しんで、最後は安全運転で帰ります!

京都の奥座敷で過ごす休日は…

京都の京都的なイメージから考えると全く別の面を見られた今回のモビマ旅。 古から連綿と続く人々の生活がそのまま残っている花背の里は、車がないと簡単に旅行者が近づけない場所という意味でも、 KINTOのサービスを提供する私たちにとってはとても貴重な体験だったと思います。 その地に暮らす人々の歴史や生活に触れ、いま古民家を再生させて未来を築こうとしている人々の話を聞き、 過去や未来に想いを馳せることも古民家体験の醍醐味だと感じました。車でしか行けないようなところにひっそりと佇む一棟貸しの古民家で、いつもとは違う時間の流れを感じてみてはいかがでしょうか?
ちなみにHANA-Reは標高が高いこともあり夏はほとんどエアコンが要らないそうです。1週間くらい滞在してワーケーションするのもおすすめです。

#次はモビマでどこ行こう
#モビマ旅
#次はどこに旅しよう

HANA-Reのおすすめポイント

✓完全プライベート空間で自分たちだけの過ごし方ができる!
✓事前相談でアクティビティなど古民家ならではの体験ができる!
✓古民家体験と京都観光の両方が楽しめる!

同行者別おすすめ度

ファミリー ★★★★★(小学校高学年以上におすすめ)
カップル  ★★★★★
グループ  ★★★★★
ソロ    ★☆☆☆☆

今回ご紹介したプログラムはこちら

一日一組限定 1棟貸しのゲストハウス「HANA-Re」宿泊  23,000円(※)~

※京都市宿泊税など追加料金があるため詳細要確認
※今回は取材の都合によりデイユースで対応いただきましたが、モビマの商品は宿泊となります
※本記事に記載の情報は取材時のものです。内容、料金等変更になる可能性がございますのでご旅行・ご購入前に最新情報のご確認をお願いいたします。

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